将棋の格言

玉は包むように寄せよ

「玉は包むように寄せよ」という格言は、将棋の終盤における戦略の核心を見事に捉えています。この格言が示すのは、相手の玉を効果的に追い詰めるためには、多方面からの圧力をかけることが必要だということです。

具体例と応用方法
  1. 多方向からの攻め:
  • 飛車や角行: これらの強力な駒を使って、相手の玉を縦や横のラインで攻める。
  • 桂馬や銀将、金将: 斜めや一つ飛ばしで動ける駒を使って、多方向から相手の玉を包囲する。
  • 歩兵や香車: 前線に駒を送り込み、相手の逃げ道を狭める。
  1. 包囲の具体例:
  • 桂馬の働き: 桂馬は独特の飛び方ができるため、玉の逃げ道を予測しやすく、効果的に包囲することができます。
  • 金将と銀将の配置: 金将や銀将をうまく配置することで、相手の玉の移動範囲を狭め、逃げ場を失わせることができます。
  1. 防御の観点:
  • 自玉の守り: 相手の攻めを受けるときも、この格言を活用できます。自玉の周りを複数の駒で固めることで、攻めを防ぎやすくなります。
  • 囲いの重要性: 初期の段階で自玉を囲いに入れておくことで、終盤での防御力が高まります。囲いの構築はこの格言の実践でもあります。
実戦での効果

この格言を実戦で応用することで、以下のような効果が期待できます。

  1. 相手の玉を逃がさない:
  • 多方向からの攻めにより、相手の玉は逃げ場を失い、効果的に追い詰めることができます。これにより、相手の動きを制限し、自分の有利な展開を作ることができます。
  1. 防御力の向上:
  • 自玉を多くの駒で守ることで、相手の攻めを凌ぐことが容易になります。特に終盤では、この守りの強さが勝敗を左右します。
総括

「玉は包むように寄せよ」という格言は、攻防両面で非常に有効な戦略を示しています。相手の玉を追い詰める際には、多方面から圧力をかけることで効果的に包囲し、逃げ道を塞ぐことが重要です。また、自玉を守る際にも、多くの駒で包み込むように配置することで、防御力が高まります。この格言を念頭に置くことで、より洗練された戦術を展開することができるでしょう。

金底の歩 岩より固し

「金底の歩 岩より固し」という格言は、将棋の終盤における防御の強さを端的に表現しています。特に自陣が攻め込まれた際に、この格言を思い出すことが多いです。

金底の歩とは、金将の一段下に歩兵を打つ形のことを指します。この形を作ることで、防御が非常に堅固になります。例えば、相手が飛車や角行といった大駒を打ち込んできた場合でも、金将の下に歩兵を配置することで、その攻撃を強力に抑えることができます。このように、金将の一段下に歩を打つことで、まさに「岩より固い」防壁が形成されるのです。

利点
  • 防御力の向上: 金将の下に歩を配置することで、防御力が飛躍的に高まります。
  • 大駒の進入を阻止: 相手の飛車や角行などの大駒の進入を効果的に防ぐことができます。
注意点
  • 受けができなくなる: 金底の歩を打つと、その地点に他の駒(特に香車)が攻めてきた際に、新たに歩を打って受けることができなくなります。これにより、場合によっては逆に守りが脆弱になる可能性があります。
  • 速度計算の重要性: 寄せの速度計算が重要になります。底歩を打つことで防御力は高まるものの、攻めのスピードを遅らせる可能性があるため、相手の攻めと自分の守りのバランスをよく計算する必要があります。
実戦での応用

この格言は実戦で頻繁に出現する形であり、特に終盤戦においてその効果を発揮します。相手の攻めを防ぎつつ、自陣の守りを固めるために、金将の下に歩兵を配置することを意識すると良いでしょう。

総じて、「金底の歩 岩より固し」という格言は、将棋の防御における重要な教訓を示しており、実戦での応用が非常に高いです。正しいタイミングでこの形を作ることで、相手の攻めを凌ぎ、自分のペースに持ち込むことができるでしょう。

歩のない将棋は負け将棋

「歩のない将棋は負け将棋」という格言は、将棋における歩兵の重要性を強調しています。歩兵は将棋の駒の中で最も弱い駒とされていますが、実際には攻防の両面で欠かせない存在です。この格言が示すように、持ち歩の有無が勝敗を左右することも少なくありません。

歩の重要性
  1. 攻撃面での役割:
  • 突破力: 歩を使って相手の守りを突破することができます。例えば、持ち歩があれば相手の守りを崩し、攻めを継続するための足がかりになります。
  • 詰めの補助: 詰将棋において、歩がないと詰まない場合が多くあります。持ち歩があれば、詰みの形を作るのに役立ちます。
  1. 防御面での役割:
  • 受けの手段: 相手の攻めを防ぐ際に、歩を使って受けることができます。例えば、歩を打つことで相手の駒の進入を防いだり、駒の効きを遮断することができます。
  • 守りの強化: 特に終盤では、持ち歩を使って自陣の守りを固めることが重要です。
実戦での応用
  • 歩の枚数管理: 持ち歩の枚数を常に意識することが大切です。持ち歩が多ければ多いほど、攻めと守りの選択肢が増えます。
  • 歩の入手先を考慮: 相手の駒を取って歩を手に入れることも重要です。例えば、相手の歩を取って持ち歩にすることで、自分の攻めや守りを強化できます。
  • 攻めの開始時の注意: 攻めを開始する際には、持ち歩がどれだけあるかを確認し、攻めが途切れないように計画を立てることが重要です。
具体的な例
  1. 一歩の価値: たった一歩があれば、相手の金将を釘付けにしたり、飛車の横効きを遮断したりすることができます。これにより、相手の動きを制限し、こちらの攻めを優位に進めることができます。
  2. 歩切れのリスク: 終盤戦で持ち歩がなくなり、相手の攻めに対抗できなくなると、一気に劣勢に陥ることがあります。これを防ぐためにも、持ち歩の管理が重要です。

「歩のない将棋は負け将棋」という格言は、歩兵の重要性を再認識させ、常に持ち歩の管理を意識することの重要性を教えています。歩をうまく使いこなすことができれば、将棋の実力も一段と向上するでしょう。

玉の早逃げ八手の得

「玉の早逃げ八手の得」という格言は、将棋の終盤における防御戦略の一つとして非常に有用な考え方を示しています。この格言は、相手の攻めが迫ってきた際に、無理に持ち駒で受けるよりも、早めに玉を安全地帯へ逃がすことで、結果的に得をするという意味です。

実戦での意義
  1. 受けの限界:
  • 相手の攻めを駒で受けようとすると、しばしば受け切れなくなることがあります。持ち駒や配置駒が相手の攻めに対して不十分な場合、受けの駒がどんどん減り、最後には守りきれなくなることが多いです。
  1. 早逃げの利点:
  • 安全地帯への避難: 玉を早めに安全な場所に逃がすことで、相手の攻めを避けつつ、自分の陣形を再構築する時間が得られます。
  • 攻守の転換: 玉を逃がすことで、相手の攻めが一時的に途切れ、こちらの反撃のチャンスを作り出すことができます。
実戦例
  • 防御ラインの形成:
    例えば、自陣が攻め込まれている状況で、玉を早めに右側または左側に逃がし、駒を配置し直して新たな防御ラインを形成することで、相手の攻めを分散させることができます。
  • 反撃の準備:
    玉を逃がすことで、持ち駒や配置駒を自由に動かせるスペースが生まれ、反撃の準備が整います。これにより、攻め手から守り手に転じることができます。
心得
  1. 受け一辺倒にならない:
  • 相手の攻めに対して受け一辺倒になるのではなく、一度冷静に状況を見極め、玉の早逃げを検討することが重要です。
  1. 状況判断:
  • 玉の早逃げが有効かどうかは、その局面の状況によります。玉が逃げることで、相手の攻めが続かないか、逃げた先が安全かどうかを判断する必要があります。
注意点
  • 逃げるタイミング:
    遅すぎると逃げ道が塞がれてしまうので、早逃げのタイミングが非常に重要です。相手の攻めの勢いを見極め、適切なタイミングで逃げることが求められます。
  • 逃げた後の展開:
    玉を逃がした後の展開を考えておく必要があります。逃げただけではその後の戦略が不安定になることがあるため、逃げた先での防御と反撃のプランを立てておくことが重要です。

「玉の早逃げ八手の得」という格言を活かすことで、将棋の対局において柔軟な発想を持ち、効果的な防御戦略を展開することができるでしょう。この格言を念頭に置くことで、攻守のバランスを保ちつつ、勝率を高めることが可能です。

王手は追う手

「王手は追う手」という格言は、「玉は包むように寄せよ」と同じ意味を持ち、相手の玉を追い詰める際の戦略的なアプローチを示しています。この格言が教えるのは、無闇に王手をかけるだけでは相手の玉を捕まえきれず、かえって相手に逃げ道を与えてしまうことがあるということです。

格言の詳細な意味
  1. 無意味な王手を避ける:
  • 無駄な王手は相手にとっては逃げる機会を与えるだけであり、自分にとっては手損となります。王手をかけること自体が目的ではなく、確実に相手の玉を詰めることが目的です。
  1. 効果的な王手を目指す:
  • 王手をかける際には、相手の玉の逃げ道を予測し、その逃げ道を封じるような駒の配置を考えることが重要です。効果的な王手は相手の玉を安全地帯から引き離し、包囲網を狭めるための手段です。
実戦での応用
  1. 玉の包囲網を作る:
  • 玉を追い詰める際には、単に王手を連発するのではなく、相手の玉が逃げられないように駒を配置します。例えば、飛車や角行で横や斜めのラインを封じつつ、金将や銀将、桂馬などで相手の玉の動きを制限します。
  1. 王手の意味を理解する:
  • 王手をかける前に、その王手が相手の玉をさらに不利な位置に追い込むものであるかを確認します。単に玉を動かすだけで有利な位置に逃げられるようでは意味がありません。
  1. 逃げ道を塞ぐ:
  • 王手をかける際には、相手の玉の逃げ道を塞ぐ駒を配置しておくことが大切です。これにより、相手の玉を確実に追い詰めることができます。
実例
  • 効果的な王手の例:
    相手の玉が中央に位置している場合、飛車で縦に王手をかけると同時に、金将や銀将で左右の逃げ道を塞ぎ、桂馬で後方の逃げ道を封じるというように、多方面から包囲する形を作ります。
  • 無意味な王手の例:
    相手の玉が角にいる場合、単に飛車で縦に王手をかけるだけでは、簡単に横に逃げられてしまいます。こういった無意味な王手を避け、確実に相手の玉の逃げ道を制限する手を選びます。
心得
  1. 王手の効果を考える:
  • 王手が相手の玉をどう追い詰めるか、または逃がしてしまうかを常に考えることが重要です。無意味な王手は手損に繋がりかねません。
  1. 逃げ道を予測する:
  • 相手の玉が次にどこへ逃げるかを予測し、その逃げ道を塞ぐような手を考えます。これにより、相手の玉を確実に追い詰めることができます。

「王手は追う手」という格言は、将棋の終盤戦での戦略的な考え方を示しています。無意味な王手を避け、確実に相手の玉を追い詰めるための包囲網を作ることで、勝利への道が開けるでしょう。この格言を念頭に置くことで、より効果的な終盤戦の戦術を展開することができます。

端玉には端歩

「端玉には端歩」という格言は、将棋の基本的な戦略の一つであり、特に相手の玉が端にいる場合に有効です。端にいる玉には、端歩を突くことで攻めを開始し、相手の守りを崩すという考え方を示しています。

格言の具体的な意味と効果
  1. 端歩の重要性:
  • 端歩を突くことで、端の攻めを開始する足がかりになります。端攻めは通常の中央や二筋、八筋の攻めと比べて防御が薄くなりがちなため、効果的です。
  1. 相手の守りを崩す:
  • 端歩を突くことで、相手の防御が崩れやすくなります。特に、相手の玉が端に寄っている場合、端攻めは玉を追い詰める有力な手段となります。
実戦での応用
  1. 端攻めの開始:
  • 端にいる玉に対しては、まず端歩を突いてプレッシャーをかけます。この一手が相手の防御を乱し、他の攻め手と連動する可能性があります。
  1. 歩のぶつかりを活かす:
  • 端歩が既にぶつかっている場合や、少しでも伸びている場合、端攻めを開始しやすくなります。相手の端の防御が薄い場合には特に効果的です。
具体例
  1. 端歩突きの手順:
  • 例えば、自分の持ち歩を使って相手の端歩を突く(△9五歩→▲9七歩など)。これにより、相手の玉の逃げ道を制限し、端攻めの準備を整えます。
  1. 端攻めの進展:
  • 端歩を突いた後、相手の防御が緩い場合には、さらに端に駒を進める(△9六歩→▲9八歩など)。これにより、相手の玉が逃げにくくなり、攻めが有利に進みます。
注意点
  1. 準備が必要:
  • 端歩突きだけでなく、他の駒の配置や攻めの準備も重要です。単に端歩を突くだけでは効果が薄い場合もあるため、他の攻めと連動させることが大切です。
  1. 相手の反撃に注意:
  • 端歩を突いたことで相手の反撃を誘発する場合もあるため、自分の防御も考慮しながら端攻めを進める必要があります。
心得
  • タイミングを見極める:
  • 端歩突きのタイミングを見極めることが重要です。相手の防御が薄い時や、他の攻め手と連動できるタイミングで端歩を突くことで、より効果的な攻めを展開できます。
  • 一手の価値を理解する:
  • 端歩突きは一手で大きな効果をもたらすことがあります。この一手が相手の防御を崩し、勝利への道を開くことも少なくありません。

「端玉には端歩」という格言を覚えておくことで、相手の玉が端にいる状況において、効果的な攻め手を見つけやすくなります。この格言を実戦で活用することで、端攻めの重要性とその威力を理解し、勝利に繋げることができるでしょう。

桂の高跳び歩の餌食

「桂の高跳び歩の餌食」という格言は、桂馬の特性と使い方についての基本的な注意を示しています。桂馬は前方に2マス飛び越える動きができるため、攻めにおいて非常に有効な駒ですが、一度跳ねると後ろに戻れないという欠点があります。この格言は、無計画に桂馬を跳ねると歩兵に捕まって損をすることがあるという警告です。

格言の意味と具体的な例
  1. 桂馬の特性:
  • 桂馬は他の駒と異なり、跳ねた後は後退できません。このため、一度跳ねると元の位置に戻れないので、計算されていない跳ね方をすると、無防備になりやすいです。
  1. 歩の餌食になる状況:
  • 桂馬が跳ねた先に相手の歩兵がいる場合、その歩兵に捕まるリスクがあります。例えば、相手の歩が桂馬の跳ねた位置に効いている場合、簡単に取られてしまいます。
現代将棋における適用
  1. 攻めの一環としての桂馬:
  • 現代将棋では、桂馬の攻めのスピードを活かすことが重要視されており、格言通り歩の餌食になりそうな局面でも、他の駒との連携で攻めが続く場合があります。このため、状況によっては格言に反しても有効な手になることがあります。
  1. 定跡の進化:
  • 定跡が進化し、桂馬を跳ねるタイミングや場所が戦略的に洗練されているため、昔の格言がそのまま当てはまらない場合も増えてきました。しかし、基本的な考え方として、無計画な桂馬の跳ねはリスクが高いことを念頭に置くことは依然として重要です。
具体例
  1. 無計画な桂馬の跳ね:
  • 例えば、相手の歩がいる場所に跳ねる(△7五桂)と、すぐに相手の歩に捕まってしまう(▲7六歩)。このような場合、桂馬は効果的に活用されず、損失となります。
  1. 計画的な桂馬の跳ね:
  • 他の駒との連携を考えた上で、桂馬を跳ねる(△7五桂)。この時、他の駒が相手の歩を抑えている場合や、桂馬の跳ねが他の攻めの駒と連動している場合、効果的な攻めとなります。
心得
  1. 慎重な判断:
  • 桂馬を跳ねる際には、相手の歩兵や他の駒の位置をよく確認し、無計画に跳ねないことが重要です。跳ねた後の展開を予測し、効果的な攻めとなるかを判断する必要があります。
  1. 全体の戦略を考慮:
  • 桂馬の動きは、他の駒との連携が重要です。全体の戦略を考慮し、桂馬の跳ねが攻めの一環として有効であるかを確認することが大切です。
まとめ

「桂の高跳び歩の餌食」という格言は、桂馬を無計画に跳ねることのリスクを警告しています。現代将棋では、桂馬の足の速さを活かした攻めが重視されるため、この格言がそのまま当てはまらない場合もありますが、基本的な考え方として、桂馬の使い方には慎重さが求められます。この格言を念頭に置きつつ、状況に応じた柔軟な戦略を取ることで、効果的な攻めを展開できるでしょう。

居玉は避けよ

「居玉は避けよ」という格言は、将棋の基本的な防御戦略を示す重要な教えです。居玉とは、玉将を初期配置のまま動かさず、囲いを作らない状態のことを指します。この格言は、玉将が初期位置にいると相手の攻撃を受けやすくなり、こちらの攻めが成功しても相手の反撃を受けやすくなるため、玉将をしっかり囲うべきだという意味です。

格言の具体的な意味と効果
  1. 居玉のリスク:
  • 居玉は初期配置のままで、相手の攻撃を受けやすく、防御が不十分な状態です。相手に攻められたときに守りが弱くなり、簡単に崩されるリスクがあります。
  1. 囲いの重要性:
  • 玉将を囲いに移動させることで、防御が強化されます。囲いは、相手の攻撃を効果的に防ぐための基本的な構造です。
実戦での応用
  1. 早めの囲い構築:
  • 序盤から玉将を囲うことを意識し、銀冠、矢倉、美濃囲いなどの基本的な囲いを作るようにします。これにより、相手の攻撃を防ぎやすくなります。
  1. 居玉のデメリットを理解する:
  • 居玉のままで攻めを開始すると、相手の反撃を受けやすくなります。攻めの際にも、自分の玉将の安全を確保することが重要です。
具体例
  1. 居玉の失敗例:
  • 初期配置のまま攻めに転じると、相手に反撃されやすくなります。例えば、中央突破を狙って攻めた場合、玉将が初期位置にいると、相手の反撃が直撃するリスクがあります。
  1. 囲いを作る成功例:
  • 玉将を早めに美濃囲いや矢倉に囲い、相手の攻撃に対する防御を固める。これにより、相手の攻撃を防ぎながら、攻めを効果的に進めることができます。
心得
  1. 序盤の基本として:
  • 居玉のまま序盤を進めないことが基本です。初手から数手で囲いを作り始めることが大切です。
  1. 攻守のバランス:
  • 攻める際にも、自分の玉将の位置と防御を考慮します。攻めが成功しても、自分の玉将が危険な状態では意味がありません。
囲いの例
  1. 美濃囲い:
  • 序盤から玉将を右に移動させ、美濃囲いを作ることで防御を固める。金銀を適切に配置し、相手の攻撃を防ぎやすくします。
  1. 矢倉囲い:
  • 玉将を左に移動させ、矢倉囲いを作ることで防御を強化。矢倉は金銀が密集して強固な守りを提供します。
まとめ

「居玉は避けよ」という格言は、将棋の基本的な防御戦略を教える重要な教えです。玉将を初期配置のままにせず、しっかりと囲いを作ることで、相手の攻撃を防ぎやすくし、攻守のバランスを取ることができます。この格言を念頭に置くことで、より効果的な防御と攻めを展開し、勝利に繋げることができるでしょう。

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