戦法の次は囲いです。何の為に囲いがあるのでしょうか。
前にも説明しましたが重要なのでもう一度、”囲いとは王将を守るための陣形”です。
下の図をご覧ください。
この図のように、基本的に王様は飛車のいる位置とは逆の方向に囲います。
つまり、飛車が右側にいたら(居飛車なら)左側に王将を持ってきます。上の図も同様に、飛車が右にいて王将を左側に囲っています。
逆に、飛車が左側にいたら(振り飛車なら)右側に王将を持ってきます。
なぜこのようにするかというと、王様を主戦場から遠ざける目的があります。要するに王将をなるべく安全な場所に避難させる訳です。
飛車のいるところは激しい争いがおこることが多いですので、あらかじめ王将を逃がしておくのがオーソドックスな戦い方です。
それでは代表的な囲いを見てみましょう将
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