駒の動かし方の解説です。
図中の〇はどこまでも進めるということです(他の駒を飛び越えることはできません)。
王将・玉将(おうしょう・ぎょくしょう)
○ | ○ | ○ |
○ | ○ | |
○ | ○ | ○ |
王将です。取られたら負けになります。全方向に1マスずつ進めます。
飛車(ひしゃ)/龍王(りゅうおう)
↑ | ||
← | → | |
↓ |
縦横にどこまでも進めます。攻めの軸となる駒です。他の駒を飛び越えることは出来ません。
○ | ↑ | ○ |
← | → | |
○ | ↓ | ○ |
飛車が成ると龍王になり非常に強力な駒になります。飛車の動きに斜め1マスを足した動きをします。
角行(かくぎょう)/龍馬(りゅうま、りゅうめ)
\ | / | |
/ | \ |
角は斜め方向にどこまでも進めます。こちらも飛車と並んで強力な駒です。
\ | ○ | / |
○ | ○ | |
/ | ○ | \ |
前後左右が動けるようになり、より強力になりました。
金将(きんしょう)
○ | ○ | ○ |
○ | ○ | |
○ |
王の左右に配置されていて、主に王を守るのに使います。斜め後ろにだけ動けませんが、左右に移動できるので守備に使いやすい駒です。また、金は唯一成ることが出来ない駒です。
銀将(ぎんしょう)/成銀(なりぎん)
○ | ○ | ○ |
○ | ○ |
銀は斜め後ろにも進めるのでフットワークのいい駒です。ただし、横と後ろには進めません。1枚を攻めに使い、もう1枚を守りに使うのがポピュラーな使い方です。
○ | ○ | ○ |
○ | ○ | |
○ |
銀が成ると金と同じ動きができます。左右に動けるようになりましたが、斜め後ろに下がれないので注意してください。一般的に成ると強くなりますが、銀は斜め後ろに進めなくなるので、成り、不成の判断が非常に難しい駒でもあります。
桂馬(けいま)/成桂(なりけい)
☆ | ☆ | |
この駒だけは特別で他の駒を飛び越えて進むことができます。
○ | ○ | ○ |
○ | ○ | |
○ |
桂馬が成ると金と同じ動きをします。
香車(きょうしゃ)/成香(なりきょう)
↑ | ||
│ | ||
真っ直ぐにどこまでも進めます。しかし、駒を飛び越えることはできません。
○ | ○ | ○ |
○ | ○ | |
○ |
こちらも金と同じ動きができるようになります。
歩兵(ふひょう)/と金(ときん)
○ | ||
目の前に1マスずつ進む最も基本的な駒です。
○ | ○ | ○ |
○ | ○ | |
○ |
歩が成ると「と金」と呼び、金と同じ動きをします。相手に取られても歩にしかならないので、ある意味金より強いかもしれません。成金の由来になったとされています。